PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、熱に対して安定的、電気絶縁性が高い等、化学的にも安定的な性質を有することから、トランス(変圧器)、コンデンサ(蓄電器)に広く使用されてきましたが、現在は有害物質として全廃されています。脂肪に溶けやすいという性質から、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、さまざまな中毒症状を引き起こす恐れが指摘されております。当社では、微量PCB含有の機器をポリ塩化ビフェニル廃棄物に関する法令(環境省)等の関係法令に基づき、機器の事前調査から除去、処理、事後の濃度測定、記録、届け出までの全ての工程を管理・監督し、施工しています。
施工事例
110tトランス撤去


茨城県内にある110tのトランスの撤去工事を行いました。
トランス(変圧器)解体撤去工事


静岡県内にある300tを超えるトランス(変圧器)の解体撤去工事を行いました。
微量PCB混入電気機器解体工事

千葉県内にある微量PCB混入電気機器の解体工事を行いました。
高濃度PCBトランス廃棄段取り、運搬工事


微量PCB含有トランスの抜油工事です。お客様の発電設備に併設した設備にある2つの変圧器を分割、解体しています。受電設備内での作業のため、周囲の安全確認を入念に行いました。
微量PCBトランス解体工事 3基(合計60t)

・変電所内にあるトランス3基・ラジエーター3基の抜油・解体工事
・夏場の密閉養生内作業のため、熱中症対策に留意して施工しました。
微量PCBトランス解体工事



・工場が停止している期間内に抜油・解体・搬出させなければいけない工事
・暑くなる時期の密閉養生内はサウナ状態のため熱中症対策に留意しました。
微量PCBトランス解体工事(18t)




・非常に狭い場所でのトランスの抜油・解体作業
・密閉容器が場所の広さに比べて大きく、吊取用クレーンや油受の配置がきつい中で施工
微量PCBトランス抜油撤去(6000KVA)

・休止建物内に設置されているトランスの抜油解体撤去
・極閉所での作業
微量PCBトランス2基切断解体工事 15t・22t



・トランス2基の切断解体工事
・建屋外にあるトランスの周りに養生を仮設し解体を実施
※完全密閉、完全無火気での施工